自然災害に強い家とは?

地盤のしっかりしているところにあるかをチェック

日本で暮らす以上、自然災害は切っても切り離すことができません。せっかく何十年のローンをかけて家を新築しても、災害に遭って家が無くなってしまったり、壊れてしまってはやるせないでしょう。まずは、災害に強い家造りを知ることから始めてください。災害に強い家といっても、実際に予期せぬ災害が起きてしまった場合には絶対的な補償はないこと、あくまでも災害に強い対策が取られている家であることを理解しておくことが大切です。災害に強い家の特徴の一つが、地盤が強度の高い場所にあることです。元々何があったかによってその地盤が強いかどうか知ることができます。泥炭地だった場合、どれだけ補強して造った家であっても地震などで傾く可能性は否定できないのです。

耐震強度を高めることが大切

自然災害の中でも突発的に起きて対策が取りにくいのが地震です。震度7程度まで耐えられる耐震構造の家造りが基本となります。ちょっとした揺れであればさほど感じることもないといった戸建て住宅も増えていますし、建築基準法が変わってから建てられている家の多くが耐震強度はアップしているでしょう。ただし、家は経年劣化していくものです。古い建物が近くにあったりする場合、その古い建物の倒壊によって家に影響が出る可能性もありますので、隣接地に何があるかも重要なポイントとなるでしょう。災害に強い家造りは周辺環境にも注意する必要があり、家だけの問題ではないことも多くあります。まずは建てたい立地周辺を観察し、実際に歩いてみることをおすすめします。